床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

既存の農地を、様々なややこしい手続きや申請をクリアーして苦労の末に宅地にして、夢の高性能マイホームを建てはじめたブログです。

目指す家づくり【高気密・高断熱・長持ち.】
基礎断熱で床下エアコン採用・サステナブル建築等先導事業(省CO2先導型)の補助金対象200万円・HEAT20のG2グレード・高気密・高断熱(BELS☆5つ)・CASBEE評価Sランク・ZEH認定(ゼロ・エネルギー・ハウス)・パッシブデザイン・窓APW330・一種換気システムマーベックス澄家DC-S・太陽光システムPanasonic HIT・外壁&屋根ガルバリウム(ニチハ)

久しぶりの更新&もうそろそろ終わります

こんにちは、パパンがパンです。
3/13(水)晴れ時々曇り。
2ヶ月ぶりの更新になります。
今季の冬もそろそろ終わりが見えてきましたね。
今季は「暖冬」という言葉がぴったりの冬でした。


振り返ってみると、
昨年はここ、岸和田市でも、
朝、クルマのフロントガラスに霜が凍りついて
お湯をかけて溶かす作業が3~5回ありましたが、
今年は0回です。
早朝に、氷点下になった日も2~3日くらいでした。


さて、「床下エアコン暖房」の新居に住み始め、
もう1年3ヶ月が過ぎました。
今季の冬も、昨年同様に快適で寒さ知らずの冬をすごせて、
何より、「暖冬」効果で、光熱費も安く済み、
家計にもありがたい冬でした。


快適な温熱環境とは、(個人差はありますが、)
冬季  温度20℃~24℃、湿度40%~60%
夏季  温度25℃~27℃、湿度50%~60%


とあります。
体感温度は、

で表されるように、各部屋の壁、天井、床の表面温度が影響してきます。

隙間の多い低断熱低気密の家では、コールドドラフトやすき間風で、
壁などの温度は外気温に近くなり、夏暑く、冬寒い家になってしまいます。
旧家に住んでいた時は、とにかく我慢するか、
ガンガン、エアコンやヒーター、ストーブ、ホットカーペット、
床暖房、寝るときは電気毛布などなどを使用しないと
快適な温熱環境が得られませんでした。


今の家では、冬は基本的に「床下エアコン」1台を
(暖房21℃設定)24時間稼働と、
外気温が3℃以下になるようなクソ寒い日には
「2階廊下のエアコン」を(23℃設定)2~3時間補助的に稼働させるだけ。


これで家中がすべて20℃~24℃になります。
電気代が凄く掛かるのでは!?
と、思うかも知れませんが、
実際のところ、
「オール電化住宅」の我が家の「暖房器具」はエアコン2台だけです。


パパンがパンの家では、国からの¥200万円の補助金を受けるために、
「オール電化住宅」+「HEMSの導入」+
「太陽光パネルの設置」+「国への調査協力」+
「高性能のお墨付きを取る」をクリアしました。


「HEMS」で各回路ごとに使用電力や電気料金は確認できます。
「暖房費用」は昨年11月~本日3月13日の今日までで、
      「床下エアコン」 「2階エアコン」
11月     ¥783      ¥52
12月     ¥2168      ¥365
1月     ¥2699      ¥691
2月     ¥2395      ¥540
3月13日まで ¥961      ¥140
となりました、
この冬期の5ヶ月半での暖房にかかった費用は、
トータルで¥10800弱です。
石油のストーブなら、冬の間1部屋だけを温めるだけの光熱費で
この冬の期間をずっと、
家中全ての部屋において、「暖かい」を体感できました。
ちなみにこれがパパンがパンの家のスペックです。
(一般的な家庭より、家も人も来客数も食費も多目です。)


床延面積49坪。
6人家族(夫婦+子供4人(男3+女1))。
木造2階5LDK+ロフト2箇所(7.5畳分)。
Ua値0.45、C値0.12。
全熱交換式第1種換気システム「澄家DC-S」使用。
エコキュートは460ℓタイプ。
内基礎断熱+屋根断熱。
オール電化住宅。(関西電力季時別電灯PSプラン)
ガス代0円。
太陽光パネル4.15kWh乗せています。
冷暖房器具はエアコン2台だけ。
今年の冷房期間は6月半ば~10月初旬。
24時間エアコン運転。
冷房設定温度は24℃~27℃。
今期の暖房開始(床下エアコン)は11/3からです。
暖房設定温度は21℃~22℃。
暖房期間以外は床下エアコンは「送風運転」強モード。


今季において昨年冬と「変った」事といえば、
①暖冬のため昨年よりエコキュートと
エアコンの稼働が減った。
②積極的に冬場の日射取得をした。
③風呂場の換気扇を回さず、湯気(水蒸気)の持つ
「熱エネルギー」&「湿度」を乾燥気味な家の中に回すため、
風呂の使用後、結露防止のカビ対策も兼ねて、
「サーキュレーター」の風を風呂場に向けて送っています。


寒がりのパパンがパンは、この冬も、
人生2年目の「寒くない冬の家」を経験しました。
そろそろこのブログも終わりが見えてきました。
ブログを始めるきっかけだった「くろーばー」先輩も終わるそうなので、
次回をもちまして終了しようかと思います、
また、メール等の質問には引き続きお答えできればとも思います。


今日はここまで。








HEMSで見た2018年度分のエネルギー状況

こんにちは、パパンがパンです。
1/10(木)、曇り。
今日は朝の気温がマイナスになりました。
信州や岐阜県では-20℃のところもあったようですね・・・


さて、2018年度(1/1~12/31分)
の1年間のパパンがパンの家のエネルギー状況を
「HEMSモニター」でご紹介したいと思います。
まず、主な住宅設備について、見てみようと思います。
①太陽光パネルでの発電量。 6250.3kWh /年

②買電量。 5791.2kWh /年

③買電金額は、 140374円 /年

④関西電力に売った余剰電力は、4027.2kWh

⑤1kWhの売電単価は¥31なので、総売電額は¥124843.6 /年

⑥そして1年の使用電力は8014.3kWhでした。

⑦また、回路ごとの使用割合。
1番はやっぱり「エコキュート」!
約1/4を占めていました。

⑧そのエコキュートでは、金額にして、¥21644 /年
 電気代の、1533.2kWhの電気を消費しています。

⑨気になっている方も多いかもしれませんが
「床下エアコン」の電気使用は
635.1kWhで、金額にして¥14561 /年
暖房時期以外は送風運転しかしていないので、わかりやすいグラフですね。

⑩一方、主に冷房に使用している「2階廊下エアコン」はというと、
607.8kWhで、金額は¥16052 /年
暖房時期は補助的に使用しているのでこのようなグラフになっています。

我が家の冷暖房はこの2台のエアコンのみで行っているので、
冷暖房にかかる総費用は、約¥30000 /年のみです。
これだけで、
冬は20℃~23℃夏は23℃~26℃の温度を
家中どこにいてもキープしています


今期2度目の冬を過ごしていますが、
湯冷めしない。
家の中で着込まなくてもいい。
朝起きてからすぐに暖かい。(億劫ではない)
結露しない。
洗濯物が家の中でも乾きやすい。


晴れた日に南側のリビングや吹き抜けの窓から日射取得をすれば、
「パッシブ設計」の我が家ではむしろブラインドシャッターを
下ろさないと真冬でも「オーバーヒート」(25°c以上)
してしまうくらいです。


⑪第1種24時間換気システム「澄家DC-S」は、
424.6kWhで、¥10319 /年
初めて使う第1種換気システムの電気代は、
どんなものか初年度に解っておくことも大切ですね。 

こんな感じで、主な住宅設備にかかった2018年度のエネルギー状況でした。


忘れていましたが、
ちなみにこれがパパンがパンの家のスペックです。
(一般的な家庭より、家も人も来客数も食費も多目です。)


床延面積49坪。
6人家族(夫婦+子供4人(男3+女1))。
木造2階5LDK+ロフト2箇所(7.5畳分)。
Ua値0.45、C値0.12。
全熱交換式第1種換気システム「澄家DC-S」使用。
エコキュートは460ℓタイプ。
内基礎断熱+屋根断熱。
オール電化住宅。(関西電力ぱぴeプラン)
ガス代0円。
太陽光パネル4.15kWh乗せています。
冷暖房器具はエアコン2台だけ。
今年の冷房期間は6月半ば~10月初旬。
24時間エアコン運転。
冷房設定温度は24℃~27℃。
今期の暖房開始(床下エアコン)は11/3からです。
暖房設定温度は21℃~22℃。
暖房期間以外は床下エアコンは「送風運転」強モード。


以上、今日はここまで。





関西電力の電気代&HEMSが表示する電気代の誤差の判明

こんにちは、パパンがパンです。
12/6(木)、曇りのち雨。
昨日までの異常な暑さにうって変わり、
今晩から週末にかけて、真冬の天気が戻ってくるそうです。
一気に3~4ヶ月の気候変動が、この1週間で味わえます・・・


さて、昨日疑問に感じた実際の「関西電力」からの
「電気代の請求金額」と、「HEMS」で表示された「電気料金」
の誤差?とは呼べないほどの金額の開き!

5日間多いとは言え、17170+6543=23713円も年間で誤差が出るのは
非常にマズイ結果でした。


そして、理由が判明!
HEMSの初期設定には、
再生可能エネルギー発電促進賦課金が反映されていなかった。
燃料費調整単価が反映されていなかった。
と、いうことです。

  




①の“再生可能エネルギー発電促進賦課金とは
関西電力によると、次のように説明されています。


「再生可能エネルギー発電促進賦課金」(電気料金の一部)とは、
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」
によって電力の買取りに要した費用を、電気をご使用のお客さまに、
電気のご使用量に応じてご負担いただくものです。”
つまり、太陽光パネルを設置していなくても、
全世帯に課される税金みたいなものです。


これを、パパンがパンの家では年間いくら掛かったのかは、
電気使用量×再エネ賦課金単価2.9円で計算すると
5986.5×2.9=17360円となります。


②の“再生可能エネルギー発電促進賦課金とは
電気料金のコストのうち、
燃料費は経済情勢(為替レートや原油価格等)の影響を大きく受けることから、
電力会社の経営効率化の成果を明確にするため、
燃料費の変動を迅速に電気料金に反映させる制度です。



これは各月ごとに違うので詳細は省いて集計しますと、
1年で、約1300円となりました。


したがって誤差は23713-(①+②)=5053円/370日となりました。
あとは、5日間分の多い日数の違いですのでまあ納得できる範囲かな?


今日はここまで。

1年間の電気使用量と発電量&自家消費量

こんにちは、パパンがパンです。
12/5(水)、晴れ時々曇り。
昨日今日と、2日続けてかなり気温が高い
異様な気候の岸和田市です。


暖房は必要なく、むしろ昼間は窓の外での日射遮蔽をしないと
オーバーヒート状態(25°c以上)になってしまう2日間でした。


さて、関西電力の検針日とは異なり、
1ヶ月単位の各月ごとの電力の使用状況も1年分が出揃いましたので
以前ご紹介したものと合わせて集計してみました。



続きの10月分と11月分はこちら ↓↓

 

以上をもちまして、
2017/12/1~2018/11/30 という期間の
1年分の電力消費状況=全光熱費ができました。
この期間の集計。
電気の総使用料は、 8222.5kWhとなり、
総発電量は、 6290kWhとなりました。



また、電気料金にあたる買電は、1年分で5986.5kWh、119156円となり、
自家消費の電力は、 2236kWh
これを金額にすると、1kWhあたりを25円としたら55900円
仮に、太陽光パネルを載せていない家ならば、年間で
119156+55900=約175000円となり、約14500円/月
電気代=光熱費がかかっていたようです。


しかし、太陽光パネルを載せ、余剰電力は売電としていると
総売電量は、4054.3kWh 金額にすると125699円



年間の電力収支は、125699-119156=6543円のプラスとなりました。


(メ・ん・)?
前回の、「はぴeみる電」で実際に見た

では、370日分とはいえ、年間収支は17170円のマイナスだったのでは?


この誤差はなんなのかは今のところ疑問です・・・
何故だろう???
4日間の停電の影響??
いや、停電なら電気は使っていないから、むしろ逆になる?・・・
「はぴeみる電」の、
2017/11/20~2018/11/26までの370日という期間と、
「スマートHEMS」による
2017/12/1~2018/11/30までの365日という比較期間の違い?
わからない・・・



パパンがパンのいつもブログなどで使わせてもらう
「スマートHEMS」で出たデータと、


関西電力の「ぱぴeみる電」←(実際の費用が確定しているのはこちら)

 

こんなに誤差が大きいと、スマートHEMSの信頼性が落ちてしまうのでは?
Panasonicさん・・・精度をもっと期待します!


誤差の原因究明は必要なので今後のご報告をお待ちください。
また、誰か知っているか、推測できる方はお知らせを。


今日はここまで。


と、おもったのですが、
ふと、電気料金明細書をみると、
気が着いた項目が!
それはまた次回に。

10月と11月の電気料金&電気料金プラン

こんにちは、パパンがパンです。
11/30(金)、晴れ。
久しぶりの更新です。


遅くなりましたが、10月の電気料金と、
最近届いた11月の電気料金の紹介です。


まず、お馴染みのパパンがパンの家のスペックです。
床延面積49坪。
6人家族(夫婦+子供4人(男3+女1))。
木造2階5LDK+ロフト2箇所(7.5畳分)。
Ua値0.45、C値0.12。


全熱交換式第1種換気システム「澄家DC-S」使用。
エコキュートは460ℓタイプ。
内基礎断熱+屋根断熱。
オール電化住宅。(関西電力ぱぴeプラン)
ガス代0円。
太陽光パネル4.15kWh乗せています。


冷暖房器具はエアコン2台だけ。
今年の冷房期間は6月半ば~10月初旬
24時間エアコン運転。
冷房設定温度は24℃~27℃。
今期の暖房開始(床下エアコン)は11/3からです。
暖房設定温度は21℃~22℃。
暖房期間以外は床下エアコンは「送風運転」強モード。


吹き抜け天井にシーリングファンあり。


10月の電気料金。

10月は28日間で¥8569でした、
売電は¥9610で、差し引き¥1041のプラスでした。


また、11月の電気料金。

11月は33日間で、¥10522でした。
売電は¥11191で、差し引き¥669のプラスでした。


本日で、新居に引っ越してきてちょうど1年が経過しました。
旧居に居ていた時に比べ、大きく変わった
快適そのものの温熱環境、経済性の良さでした。


電気関係のデータも1年分できました。
この1年は、1~2月の寒波や
7~8月の記録的な猛暑、9月の台風による4日間の停電。
と、いろいろ天候に極端さがありましたが・・・


電気の使用量と買電金額と1年の合計。

6021kWhの電気使用量で、年間¥143827の買電となりました。
しかし、実は検針日の関係で上記は370日分の記録です



また、太陽光パネルによる余剰電力の売電は、

4087kWhの売電量で、金額は¥126697になりました。
結果、年間の差し引きでは、マイナス¥17130。
(これも過去370日分の記録です。)
まあ大体に考えて実質光熱費は¥1500弱/月の1年でした。


さて、話は変わってこの1年は、電気プランでいう
関西電力「ぱぴeプラン」を使用していましたが、
これは、以下の図のように
平日は3段階の料金体系で、
土日祝は2段階の料金体系になります。

また、基本料金が¥2160と高めです。

そこで、1年のデータも取れたことですし、
「電気料金シミュレーション」を行ってみました。
すると、

「季時別電灯PS」というプランにすると、
年間¥125371の電気料金が、
ー¥9184の¥116187になるという結果でした!


この「季時別電灯PS」というプランは、
7/1から9/30の平日昼間は結構高い電気料金ですが、
それ以外は「はぴeプラン」とほぼ同じくらいで、
違いは基本料金の安さ!
「¥1188」と、毎月千円位違います。
夜間にエコキュート(460ℓ)の消費電力が多く
昼間は太陽光パネルで自家消費が多いパパンがパンの家では、
ピッタリなのかも知れません。


変更してからの毎月ごとの差額も見てわかります。

1月と2月以外は減額出来る試算がでました。
来週にもさっそく関西電力に電話して、
契約変更できるか聞いてみようと思いました。
今日はここまで。