床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

既存の農地を、様々なややこしい手続きや申請をクリアーして苦労の末に宅地にして、夢の高性能マイホームを建てはじめたブログです。

目指す家づくり【高気密・高断熱・長持ち.】
基礎断熱で床下エアコン採用・サステナブル建築等先導事業(省CO2先導型)の補助金対象200万円・HEAT20のG2グレード・高気密・高断熱(BELS☆5つ)・CASBEE評価Sランク・ZEH認定(ゼロ・エネルギー・ハウス)・パッシブデザイン・窓APW330・一種換気システムマーベックス澄家DC-S・太陽光システムPanasonic HIT・外壁&屋根ガルバリウム(ニチハ)

台風21号の爪痕&98時間の停電生活①

こんにちは、パパンがパンです。
9/11(火)、晴れ時々曇り。
久々のいいお天気になりました。


ちょうど1週間前の9/4に台風21号が近畿地方を直撃しました。
今までに経験したことのない暴風雨(風速50m/秒に近い風でした)に
自然の猛威を改めて感じた次第です。


パパンがパンの家は、南側に畑が広がる何もない開けた土地で、
風当たりが半端なく強く、暴風で家が少し揺れるのを感じました。
そして、13時20分に停電発生。(((゜Д゜;)))


風や雨が落ち着いた夕方に、近所を見てみると・・・


祭りの(岸和田だんじり祭り)提灯棚が倒されていました。

近所の家は外壁ごと吹き飛ばされ、地面にはガラスや
サイディングが割れて散らばっていました。

道路にはプレハブの倉庫が車線を超えて逆さまになっていました。

パパンがパンの家では、
①カーポートのポリカーボネート屋根が2枚とばされて、


②外壁に飛来物が当たってガルバリウムが凹み、


③雨水升の蓋が飛ばされて割れ、


④家の外のデータを記録していた温湿度センサーが壊れました。


風雨は夕方には落ち着いたものの、
停電に関しては長くても1日程度で復旧するのでは?
と、案外甘く考えていました。
それから後98時間の停電になるとは夢にも思わず・・・


24時間稼働していたエアコンや
換気システムが全て停止したため、
当然家の中は暑くなってきます。


雨が止むと全ての窓を開け、網戸にして外の空気を取り入れましたが、


台風後なので、1・2日は風がよく吹きこんで来て、
夜中は暑苦しくはなかったです。


ちなみに、停電時に大いに役に立ったものがあります。
パパンがパンの家は、
日中は(太陽の光があるときは)太陽光パネルからの電気を、
キッチン横の「リモコン集約ニッチ」にある
自立運転専用のコンセントから取れます。(2口分)


せいぜい1500Wくらいですが、延長コードを使って分岐させ、


家族やご近所さんの携帯の充電や、扇風機、洗濯機、ゲーム機、
サーキュレーター、ラジオ、除湿機等にフル活用しまくりました。
さすがに、消費電力のあまりにも大きな
炊飯器や電子レンジ、ヘアドライヤーは使えませんが・・・


3日目にもなると、扇風機だけの
エアコンを使わない生活にも少しずつ慣れはじめまして、


最近買った高精度の温湿度計でリビングの測定をしてみると、


室温26.5℃で67%の湿度でした。
この頃になると、徐々に電気も復旧している町が増えていき、
すぐとなり町でも復旧していましたが、我が町は気配さえありません。


そして4日目の金曜日。
午後3時半過ぎ、ついに停電からの復旧!!!!!
キタ~~~~~~~!!
叫んでしまいました・・・。
家中の窓を閉め、エアコンをフルパワーで稼働!(その間約2分!)


4日ぶりに快適な温熱環境が復活。
停電中使えなかった「スマートHEMS」からのデータも取得し始め、
電気の復旧直後の各センサーの気温・室温は

寝室やリビングでは28℃を超えていましたが、


エアコンをつけて1.5時間後には、
気温で1.2℃~2℃、湿度で6%~10%下がっています。
高気密・高断熱の家はエアコンの効きが早くて良いですね。

 

この4日間の初停電で、色々な事を経験できました。
そして改善点や課題も見つかりました。


来たる「南海トラフ地震」や「直下型地震」に備えて
日頃から考えておかないといけませんね。


今日はここまで。

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