床下空間の風量&パッシブ設計の威力
こんにちは、パパンがパンです。
5/9(水)、曇り時々雨。
5月に入り気温が高くなって、
雨が降ると湿度もジットリする日が出てきました。
パパンがパンの家では、「温度&湿度センサー」を4箇所設置して
24時間記録しています。
(洗面所、リビング、寝室、外回り)
それぞれの気温や湿度は、一括してスマホのアプリ
「スマートHEMS」でいつでも見ることができます
ちなみにここ最近は、「床下エアコン」は送風モードにしています。
「送風モード」で風量は最大ですが、
思ったより使用電力は少なく、たった7Wです。
電気代にして1日あたり1円~3円です。
どれくらいの風量があるのか、写真でわかりやすく見えるように
リビングの床の「通気ガラリ」から、
全熱交換型第1種床下換気システム
「澄家DC-S」の給気している風+「床下エアコン」の送風。
こんな感じです。(白いのはティッシュペーパー)
ガラリを外すとさらにパワーアップ。
ティッシュが上に向かってパタパタとはためいています。
結構な風量です。パパンがパンの家では、床下空間においては
これくらいの風を24時間通気している状態です。
ところで、これから梅雨を迎えるにあたって、
雨が降った日などの床下空間の温度&湿度が気になるので、
洗面所の「温度&湿度センサー」を
洗面所の床下に移動して置いてみました。
天気のいい日の床下は、
下のグラフを見ていただいたらわかるように
1日中ほぼ一定を保っています。
温度20℃、湿度60%未満くらいです。
また、雨の日の床下では、湿度が70%を超えたりします。
上記の76%というのはまあまあ高いと思うので、
これから夏場に80%を超えるようなら、
「再熱除湿モード」にして「床下エアコン」を稼働させようと思います。
ちなみに、ここ3月~5月の間も、
「リビング」や「寝室」やその他、家の中の温度&湿度は、
1日中ほぼ一定で、20℃~23℃、湿度50%~63%で推移しています。
話は変わって、今現在の「パッシブ設計」の効果。
南に面するリビングでの日射の状態は、こんな感じです。
ウッドデッキに通じる引き違い窓に、
ギリギリ太陽の日射が入らないようになっています。
外からはこんなふうになっています。
別角度から、
冬場はありがたい太陽の日射ですが、
これからの季節では、逆に暑さの原因になります。
特に高気密・高断熱の家では・・・。
なるべく太陽の直射日光が家の中に入らないような工夫が必要です。
そのために、「パッシブ設計」。
詳しくはまた別の機会にしておきますが、
知っているのと知らないのでは大きな差が生ずるでしょう。
また、「パッシブ設計」を最大限活かすのには、
「高断熱・高気密」の家は最適だと思います。
パパンがパンの家の南面は1階引き違い窓には
日射取得タイプのAPW331「Low-e真空トリプルガラス」
+アルゴンガス+樹脂スペーサーに加えて、夏場対策として
窓の外での「日射遮蔽」のために
「電動ブラインドシャッター」を付けています。
電動ブラインドシャッター
ちなみに冬至の頃の日射は、このようにバッチリ取得。
吹き抜けのおかげで、家の奥まで日射が取得できます。
今日はここまで。