床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

既存の農地を、様々なややこしい手続きや申請をクリアーして苦労の末に宅地にして、夢の高性能マイホームを建てはじめたブログです。

目指す家づくり【高気密・高断熱・長持ち.】
基礎断熱で床下エアコン採用・サステナブル建築等先導事業(省CO2先導型)の補助金対象200万円・HEAT20のG2グレード・高気密・高断熱(BELS☆5つ)・CASBEE評価Sランク・ZEH認定(ゼロ・エネルギー・ハウス)・パッシブデザイン・窓APW330・一種換気システムマーベックス澄家DC-S・太陽光システムPanasonic HIT・外壁&屋根ガルバリウム(ニチハ)

9月の電気料金&売電量&自家消費はどれくらい?

こんにちは、パパンがパンです。
10/11(木)、雨時々曇り。
ここ、岸和田市では、金木犀がそろそろ終わりに近づき、
だんじり祭りも無事終わりました
昨日からの雨で空気が入れ替わり、
めっきり秋らしい気候になりました。


明日からは25°c以上の夏日になる日もなくなりそうです。
ここしばらくは、
冷房に使っていた「2階廊下エアコン」も出番が少なく、
もうそろそろ「床下エアコン」の、「送風運転」⇒「暖房運転」
への切り替えが近くなってきているのかな。
と感じる朝晩の冷え込みです。


さて、9月分の電気料金と、売電の検針結果が来たので紹介します。
まず、お馴染みのパパンがパンの家のスペックです。


床延面積49坪。
6人家族(夫婦+子供4人(男3+女1))。
木造2階5LDK+ロフト2箇所(7.5畳分)。
Ua値0.45、C値0.12。
全熱交換式第1種換気システム「澄家DC-S」使用。
エコキュートは460ℓタイプ。
内基礎断熱+屋根断熱。
オール電化住宅。ガス代0円
太陽光パネル4.15kWh乗せています。
冷暖房器具はエアコン2台だけ。
暖房期間以外は床下エアコンは「送風運転」強モード。
冷房&除湿は、「2階廊下エアコン」1台を稼働。
設定温度は25℃~27℃。
吹き抜け天井にシーリングファンあり。
洗面脱衣室と2階ホールに
DCモーターのサーキュレーターを2台購入。
寝室にDCモーターの扇風機1台購入。
洗面脱衣室に除湿機1台購入。


8/28~9/25の29日間で、¥9530でした。
このうち4日間は停電していました。

また、雨の日が多く、
気象庁の発表では9月の日照時間は記録的な短さでそうで、
売電も¥6727と、かなり少なかったです。


新居に引っ越してきて10ヶ月になりましたが、
温熱環境は快適で、天気にもよりますが、
夏場は23°c~26°c、湿度50%~78%、
冬場は19°c~23°c、湿度40%~65%くらいで、
家の中での1日を通しての温度差は2°c以内です。
また、各部屋間での温度差も2°c以内で推移しています。


ここまでの「HEMS」を使った各月ごとの電気の使用状況
関西電力の検針日とは異なり1ヶ月単位で見ると、

  

  

  

  

  

各月の「買電」、「売電」の金額。
各月の「電気使用量」、「発電量」が分かります。


これから、昼間の太陽光発電での自家消費量も割り出せます。
「発電量」ー「売電」=「電気使用量」ー「買電」=自家消費量
となります。
これで計算して見ると、各月の自家消費量は、
17年/12月⇒143.3 (単位はkWh)
18年/1月⇒171
  /2月⇒188.3
  /3月⇒168.5
  /4月⇒140.5
  /5月⇒171
  /6月⇒207.2
  /7月⇒325.9
  /8月⇒292.8
  /9月⇒145.7
となり、日照時間の短い冬場は自家消費が少ない。
6月頃から日照時間のある昼間に「冷房」を24時間運転しているので、
太陽光パネルからの電力を多く自家消費にあてています。


10ヶ月の総使用量は、5094kWhとなり、
総発電量は、5345kWhという結果でした。
結果的に今のところは、ZEH住宅というより+ZEHにはなっています。


次回は関西電力のサイトで年間シミュレーションをしてみた結果と、
お得な「電力プラン」について書こうと思います。
今日はここまで。

台風21号の爪痕&98時間の停電生活①

こんにちは、パパンがパンです。
9/11(火)、晴れ時々曇り。
久々のいいお天気になりました。


ちょうど1週間前の9/4に台風21号が近畿地方を直撃しました。
今までに経験したことのない暴風雨(風速50m/秒に近い風でした)に
自然の猛威を改めて感じた次第です。


パパンがパンの家は、南側に畑が広がる何もない開けた土地で、
風当たりが半端なく強く、暴風で家が少し揺れるのを感じました。
そして、13時20分に停電発生。(((゜Д゜;)))


風や雨が落ち着いた夕方に、近所を見てみると・・・


祭りの(岸和田だんじり祭り)提灯棚が倒されていました。

近所の家は外壁ごと吹き飛ばされ、地面にはガラスや
サイディングが割れて散らばっていました。

道路にはプレハブの倉庫が車線を超えて逆さまになっていました。

パパンがパンの家では、
①カーポートのポリカーボネート屋根が2枚とばされて、


②外壁に飛来物が当たってガルバリウムが凹み、


③雨水升の蓋が飛ばされて割れ、


④家の外のデータを記録していた温湿度センサーが壊れました。


風雨は夕方には落ち着いたものの、
停電に関しては長くても1日程度で復旧するのでは?
と、案外甘く考えていました。
それから後98時間の停電になるとは夢にも思わず・・・


24時間稼働していたエアコンや
換気システムが全て停止したため、
当然家の中は暑くなってきます。


雨が止むと全ての窓を開け、網戸にして外の空気を取り入れましたが、


台風後なので、1・2日は風がよく吹きこんで来て、
夜中は暑苦しくはなかったです。


ちなみに、停電時に大いに役に立ったものがあります。
パパンがパンの家は、
日中は(太陽の光があるときは)太陽光パネルからの電気を、
キッチン横の「リモコン集約ニッチ」にある
自立運転専用のコンセントから取れます。(2口分)


せいぜい1500Wくらいですが、延長コードを使って分岐させ、


家族やご近所さんの携帯の充電や、扇風機、洗濯機、ゲーム機、
サーキュレーター、ラジオ、除湿機等にフル活用しまくりました。
さすがに、消費電力のあまりにも大きな
炊飯器や電子レンジ、ヘアドライヤーは使えませんが・・・


3日目にもなると、扇風機だけの
エアコンを使わない生活にも少しずつ慣れはじめまして、


最近買った高精度の温湿度計でリビングの測定をしてみると、


室温26.5℃で67%の湿度でした。
この頃になると、徐々に電気も復旧している町が増えていき、
すぐとなり町でも復旧していましたが、我が町は気配さえありません。


そして4日目の金曜日。
午後3時半過ぎ、ついに停電からの復旧!!!!!
キタ~~~~~~~!!
叫んでしまいました・・・。
家中の窓を閉め、エアコンをフルパワーで稼働!(その間約2分!)


4日ぶりに快適な温熱環境が復活。
停電中使えなかった「スマートHEMS」からのデータも取得し始め、
電気の復旧直後の各センサーの気温・室温は

寝室やリビングでは28℃を超えていましたが、


エアコンをつけて1.5時間後には、
気温で1.2℃~2℃、湿度で6%~10%下がっています。
高気密・高断熱の家はエアコンの効きが早くて良いですね。

 

この4日間の初停電で、色々な事を経験できました。
そして改善点や課題も見つかりました。


来たる「南海トラフ地震」や「直下型地震」に備えて
日頃から考えておかないといけませんね。


今日はここまで。

8月の電気料金&2階廊下エアコンとサーキュレーターの活用

こんにちは、パパンがパンです。
8/31(金)晴れ。
蒸し暑い日が続きます・・・


8月分の電気料金と、売電の検針結果が来たので紹介します。
まず、パパンがパンの家のスペックです。
追加記述あり。


床延面積49坪。
6人家族(夫婦+子供4人(男3+女1))。
木造2階5LDK+ロフト2箇所(7.5畳分)。
Ua値0.45、C値0.12。
全熱交換式第1種換気システム「澄家DC-S」使用。
エコキュートは460ℓタイプ。
内基礎断熱+屋根断熱。
オール電化住宅。ガス代0円
太陽光パネル4.15kWh乗せています。
冷暖房器具はエアコン2台だけ。
暖房期間以外は床下エアコンは「送風運転」強モード。
冷房&除湿は、「2階廊下エアコン」1台を稼働。
設定温度は25℃~27℃。
吹き抜け天井にシーリングファンあり。
洗面脱衣室と2階ホールに
DCモーターのサーキュレーターを2台購入。
寝室にDCモーターの扇風機1台購入。
洗面脱衣室に除湿機1台購入。




7/25~8/27の34日間の電気料金は、

¥10848でした。



先月より金額が減っているのは、
おそらく、夏休みで、子供達4人中3人が1週間程度、
パパンがパンの実家の白浜に帰省していたため&
パパンがパン夫婦が2日間旅行に行っていたためでしょう。


また、天気のいい日が多かったため、
先月よりかなり多く売電出来ました。


いつもですが、冷房のエアコンは24時間稼働しています。
家の中の温度湿度は相変わらずほぼ一定をキープしています。


まず内基礎断熱された床下空間、
(洗面脱衣室のセンサーを床下に置いています)

温度25℃、湿度65%前後です。


次にリビング、


ほぼ横一直線のグラフです。
温度25℃、湿度60%前後。


パパンがパンの夫婦の寝室は、間取りの関係上、
家の中でも最も夏に暑く、
冬に寒い場所になります、(北西の角部屋)
この位置は、夏場は北寄りの日の出、日の入りのため、
朝日の直接の日射や夕方の西日も窓から侵入しまくります。
西日の威力は凄まじく、「外付けのシェード」や「ハニカムシェード」
をしていても、11時から17時の6時間で2℃近く室温を上昇させます。



さらに、我が家の間取りは、「2階廊下エアコン」の風が届きにくい位置でもあります。

2階のエアコンのつける位置が図の赤い場所しかなかったため、
吹き抜けを通じて1階はよく冷房が効きますが、
2階の各部屋には冷気が届きにくいのです。
(冷たい空気は重たいためになかなか上まで昇れない・・)
しかも、子供人数の多い我が家では、夏休みの間
子供やその友達たちが(日によっては10人くらい)
入れ替わり立ち替わりして、玄関ドアを全開に出入りします。
せっかく冷えた室内の空気の中に、
大量の暖かい(蒸し暑い)外気が押し寄せてきます。


「ドアの開閉は最小限に!!(怒)」と、
いつも叱ってはいるのですが・・・
我が家の子供たちも含めなかなか理解してくれません・・


侵入してきた蒸し暑い空気は、1階を通過→吹き抜けを通過→
2階全体に広がる。


と、なるために、シーリングファンは最大にまわし、
サーキュレーターを2階の寝室前のホールに置いて冷気を引き込み、
さらに、部屋には扇風機を、寝るときに使用しています。


一般的な家庭より人の出入りが3倍くらいある我が家では、
冷房の効きが悪いかもしれませんが、
家中の冷房を1台だけで賄っている「2階廊下エアコン」の電気代は、
7月では¥5000程でした。

その内、日中は太陽光発電の電力で賄うことができるため冷房による電力消費はほぼゼロです。


高気密・高断熱の性能重視の家は、ランニングコストが安くすみ、
省エネで、1日中快適な温熱環境を作ってくれます。
これから家を建てようと考えている方には、
家の性能を重視して、快適な住まいを目指して頂けたらなあと思います。


今日はここまで。

7月の電気料金&補助金が降りました

こんにちは、パパンがパンです。
久々の更新となりました。
8/6(月)晴れ、酷暑の夏です。
気象庁も「異常気象」と認める異例の会見まで行いました。
10日以上雨も降らず、35℃以上の「猛暑日」が続き熱中症での死者も
例年になく多く出ています。


気を付けて水分補給やミネラル補給をしたいものです。


さて、7月の電気料金はこうなりました。
6/25~7/24までの30日分です。

関西電力からの請求分は、¥10981となり、
先月からプラス¥2172でした。
売電が¥10416となり、差し引きマイナス¥565でした。


24時間エアコンはつけっぱなしで、25~26℃設定にしています。
日中発電した分は、多くがエアコンの自家消費に当てられ、売電の金額は
さほど多く無く、ほぼトントン状態です。



天気がいい日の発電の容子は、

11時と12時がピークで1時間辺り3.6kWhです。
もう少し涼しくなり、太陽高度が低くなってきたら
もっと発電してくれるでしょう。


さて、話は変わって、
待ちに待った国からの「サステナブル住宅補助金」がおりました。


今日、工務店の方からメールが送られて、


あすにも補助金が振り込まれます。


忘れた頃にやってくる嬉しいボーナスのようなものです。


満額の¥200万までは行きませんでしたが、


ほぼ満額でした。(^^♪

住宅ローンの返済用の口座に半分は入れておこうと思います。
次回は住んでみて分かった
「夏の住み心地と家の中の暑さ対策」を載せてみようと思います。


今日はここまで。

6月の電気料金&夏至あたりの日射の様子

こんにちは、パパンがパンです。
6/27(水)、晴れ時々曇り。
梅雨の最中ですが、ここ2・3日晴天です。
しかも30°cを超える真夏日が続いています。


先週は大阪北部地震で、ここ岸和田市も震度4を記録しましたが、
幸い岸和田近辺では被害は無かったようです。
被災された方々には心からお見舞い申し上げます。


地震当日、パパンがパンの家でも少し揺れを感じました。
耐震等級3をとっていますが、久しぶりに感じた(阪神大震災以来)震度4でした。
被災した大阪北部では日本瓦の家屋の被害が目立つように感じます。
屋根や外壁が重いと、軽いものに比べて、揺れによるダメージが大きいように思います。
これから家を建てたりリフォームを考えている方は、
その点も考慮しておいたほうがいいかと思います。




先日、6/21は夏至でしたが、太陽の高度が1年で1番高く、
昼の時間が最も長い1日です。



夏至のように日の出が真東より北寄りになる午前中、
特に朝は家の北側に陽が当たります。

  

こんな状態が秋分あたりまで続くので、北側の窓にもハニカムシェードは欠かせません。
正午頃の太陽の様子は、冬至の頃に比べてほぼ真上のような感覚です。
夏至&冬至の比較写真。

 

2階南バルコニーでの様子。夏至&冬至。

 

太陽の日射がなるべく直接入らないように、
できるだけ窓の外での日射遮蔽を心がけて、
快適な家の中での温熱環境を作っていきたいものです。
ちなみに、ここ最近、晴れている日は
2階廊下エアコン1台を、日中「24~26℃設定で冷房運転」。 
寝る前に「27℃設定で冷房運転」にして24時間運転を続けています。
家中ほぼ同じ室温、湿度が保たれていますが、
(23℃~25℃、55%~70%で推移)
雨の日はまだコントロールに試行錯誤中です。


さて、関西電力から6月の電気料金が確定したので発表します。
恒例のパパンがパンの家のスペックから・・・
床延面積49坪。
6人家族(夫婦+子供4人(男3+女1))。
木造2階5LDK+ロフト2箇所(7.5畳分)。
Ua値0.45、C値0.12。
全熱交換式第1種換気システム「澄家DC-S」使用。
エコキュートは460ℓタイプ。
内基礎断熱+屋根断熱。
オール電化住宅。ガス代0円
太陽光パネル4.15kWh乗せています。
冷暖房器具はエアコン2台だけ。
暖房期間以外は床下エアコンは「送風運転」。
冷房&除湿は、「2階廊下エアコン」1台を稼働。


5/25~6/24の期間の31日間で、¥8809となりました。
5月分より¥450の増加です。
エコキュートに消費される電力が減ってはいますが、
冷房のエアコンに使用される昼間の電力が増加したためです。


でも、暖房に使われる電力に比べて、冷房に使われる電力は
半分以下くらいなので思ったより増加はしていませんでした。


また、太陽光発電パネルの「売電量」は、¥10354となりました、
前月比¥4681減と大幅に減っています。
これは天気が曇や雨の日が多かったのと、
日中のエアコンなどの使用で「自家消費」に使われた分が増えたためでしょう。
ともあれ、差し引き¥1545のプラスでした。


ちなみに、パパンがパンの家の東側には1段高い場所に1軒家があり、
日の出の時間から数時間は太陽の日射が遮られ、
夏のあいだは午前中の数時間の日除けになり有難いのですが、
1年を通して太陽光パネルの発電にはマイナスとなっています。

ここ最近では、庭に植えたオリーブにも花が咲き、
実をつけてくれるのを楽しみにしています。
菜園のトマトや茄子、ピーマンやバジルもどんどん収穫はしていますが、
子供たちはあまり野菜を食べてくれないので、
ほぼ、パパンがパンの夫婦で消費しています。

今日はここまで。