床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

既存の農地を、様々なややこしい手続きや申請をクリアーして苦労の末に宅地にして、夢の高性能マイホームを建てはじめたブログです。

目指す家づくり【高気密・高断熱・長持ち.】
基礎断熱で床下エアコン採用・サステナブル建築等先導事業(省CO2先導型)の補助金対象200万円・HEAT20のG2グレード・高気密・高断熱(BELS☆5つ)・CASBEE評価Sランク・ZEH認定(ゼロ・エネルギー・ハウス)・パッシブデザイン・窓APW330・一種換気システムマーベックス澄家DC-S・太陽光システムPanasonic HIT・外壁&屋根ガルバリウム(ニチハ)

スマートメーターと、はぴeみる電&スマートHEMSの誤差?

こんにちは、パパンがパンです。
1/23(火)、曇り時々雨。


先週の異常な暖かさから、今週になって明日から、
今期最強の寒気が来るようです。
寒いのが大の苦手なパパンがパンには、
外出するのが億劫な数日間になるでしょう・・・


家の中では「高断熱・高気密・床下エアコン」のおかげで、
家中がいつでも、どこでも約20℃の環境になっています。


さて、最近の電気の使用量を計測する
「スマートメーター」は、アナログ式だった
電力使用量のメーターがデジタル化され,
従来のものとは
比べものにならないほど機能が充実しています。



デジタルタイプのため通信機能がついており、
電力会社で遠隔操作が可能になります。


主に、検針作業やON/OFFなど作業員を配置しなくてもさまざまな作業ができるため何事にも作業が時間短縮でき、便利になります。


一言で表現すると「通信高機能電力メーター」です。
パソコンのように各家庭の電力メーターが電力会社とつながっているため、契約プランの変更も簡単にできるほか電気料金の確認など様々なサービスを受けることも可能です
スマートメーターの便利な機能!
1 デジタルだから自動検針
2 スマートメーターは家電との連携でさらに節電が効果的に!
3 リモート接続・切断ができる
4 引越しやアンペア変更が簡素化
5 通電確認瞬時で分かるから停電復旧も時間短縮 etc.


そんな中、最近の電気料金や使用量はパソコンで見たり出来ます。
関西電力の「はぴeみる電」。

ここに登録すると、従来のような毎月の検針票は無く、
電気の料金や使用料などの明細は、
このサイトで確認するようになっています。


最近になってようやく登録してみました。


パパンがパンの使っている「スマートHEMS」のアプリ


みたいなものだろうとは思っていましたが、
「はぴeみる電」に出てくる数値が、違って出てきます。
例えば、「スマートHEMS」では、
1/22(月)の使用量42.1kWhですが、

「はぴeみる電」では、40.3kWhとなっていました。

誤差は1.8kWhです。
これぐらいならまだ判りますが・・・


その前日「スマートHEMS」では
1/21の「電気使用量」は、29.9kWhとなっていました、

「はぴeみる電」では、22.7Whとなっています。

誤差は7.2kWhもありました。

ここまで違うと、1ヶ月では相当な誤差になりそうです・・・
デイタイムが0kWhなのは、
「ぱぴeタイム」において土・日曜日は
リビングタイムとして扱っているためです。
(この制度が誤差を大きくしている気もします)



電気使用量の数値のどちらが正しいのか分かりませんが、
ざっと見たところ、
「はぴeみる電」の数値が「スマートHEMS」の数値より少ない!
関西電力からの請求額は、当然「はぴeみる電」の金額です。
つまり「スマートHEMS」が出してくる電気料金より
金額は少ないようです。(多いよりは嬉しいですが・・・)
こうして見ると、「はぴeみる電」のほうが
実は正確なのかもしれませんが、
「スマートHEMS」は、
機器ごとの使用量や料金もわかるので重宝します。



しかし、ここまで数値の誤差があるのには納得がいきません。
誤差の原因が知りたいです。
だれか、分かる人がいたら教えてください。


とりあえず、両方の数値やデータを見比べて検証していこうと思います。


今日はここまで。

気温とエコキュートと電気料金の関係

こんにちは、パパンがパンです。
1/19(金)、晴れ。


先週の寒さとはうって変わり、今週の火曜日からは、
春のような暖かい日が続いています。


先週と今週の大阪の「気温(最高&最低)」と「天気」です。


この短期間の大きな気温差で、
パパンがパンの家での電気使用量(電気料金)にも
特徴的な変化がありました。


ここ最近で一番電気使用量が多かった、1/12(金)のデータです。
45.1kWhも使っていました。
金額も初めて1000円を超えていました。


この日は前日から、最高気温も最低気温も
この冬ではかなり低いくらいでした。

1番多い、「床下エアコン」だけで250円の電気料金。
2番目の、「エコキュート」では131円(深夜料金で)。


一方、前日から春のような陽気の1/17(火)では、
1/12(金)に比べて電気の使用量は半分以下。21.4kWh

1番多く使われた電気機器「エコキュート」では、
いつもどうりの使用で62円で済んでいます。


「床下エアコン」はベスト3にも入っていませんでした。
詳しく見ると、

こんな感じで、1日中入れっぱなしで、42円だけでした。
天気が良く太陽の日射取得も良く出来て、
エアコンの稼働時間が少なかったからです。


このように比較してみると、
「エコキュート」は気温の高い時より、
外気温が低いと、2倍くらいの電気を使用します。


エコキュートのエネルギーは、外の空気熱を取り込むため、
気温が低い冬の方が、気温の高い夏よりエネルギーを必要とするため、
給湯においても夏より冬の方が電気代がかかるようです。


毎日同じように使っていても、外気温が違うと、
「エアコン」だけでなく、
「エコキュート」の電気使用も大きく変わってくることが分かりました。


また来週には、相当強い寒気が来るようなので、厳重注意です。


今日はここまで。

温度測定&健康調査

こんにちは、パパンがパンです。
1/10(水)、晴れ時々曇り。


今日は色々と温度測定してみました。
まず、「床下エアコンの吹き出し口」付近の温度。

41.8℃でした。
ちなみに、キッチン横の「リモコンニッチ」にある
床下エアコンの暖房温度設定は、
この1ヶ月間22℃にしてあります。


続いて吹き抜けの壁。 19.6℃


1階の床温度、エアコンの一番近い場所。 25℃、高いです。

エアコンからは斜め45°に5mくらいの場所。 20.1℃
家の1階平面図では、ほぼ中心の位置になります。

玄関の上がり框付近。 18.5℃
エアコンからの距離は約9m。

エアコンから1番遠い床の吹き出しガラリ。 17.4℃
距離は約12.6mで図面では対角線の端にあります。

床の表面温度は、エアコンからの距離が離れていくほど下がっています。


次に、2階。吹き抜けの床部分。 21.9℃

北側にある寝室の床。 19.0℃

そしてついでに、バルコニーに通じる出入り口の窓も測って見ました。
こちらはAPW330のペアガラス、アルゴンガス入り、樹脂スペーサー。
外気温は5℃です。

15.5℃となりました。
それに、ハニカムスクリーンを下ろすと。

18.8℃。3~4度ほど表面温度が変わります。
こういった表面温度というのは、「輻射熱」
というものを出していて、体感温度に大きく影響します。


体感温度とは、まわりの温度が体温よりも低ければ、
人体と空気の間に温度の差が生じるので、
対流による熱の発散(熱交換)が行われます。
空気温度が低いときには、
まわりの壁や床の表面温度も低くなるので、
輻射による熱の発散も行われ、実際温度よりも低温に感じます。



一方、夏場や梅雨時期で
まわりの空気の温度が体温に近くなると、
人体との温度差が小さくなり
対流や輻射による熱の発散が十分に行われなくなり、
今度は汗などの発汗による潜熱の発散で体温調整を行います。
また、湿度が高いと発汗による蒸発が十分に行われなくなり、
不快な気持ちになります。
その他、冬に周囲が寒くても焚き火をすると
直接火の暖かさが感じられるのは、
輻射熱が空気の冷たさに関係なく
光のように移動してくるからです。
(太陽熱の暖かさ、あれは顕熱です)。
この様に体感温度は、周囲の壁などの輻射や
湿度環境によって大きく変わります。



体感温度は周囲の放射(輻射)熱によって左右されます
断熱・気密性能が悪い住宅では、
体感温度22℃を確保するためには、
寒暖計の温度が30℃になるまで暖房しても、
室内の熱が外部に漏気し、
壁の表面温度は 14℃くらいにしかなりません。(冷輻射)


今までの断熱性・気密性の悪い家では
必要以上の高温暖房が必要で、
暖房経費がかさむ原因となっていました。


冷輻射熱を防ぐために、断熱性能を高めていくと、
室内全体に温度差がなくなり、
 寒暖計の温度と差がない体感温度が実現します。


実際、パパンがパンの家では
天井
家中がほぼ20度くらいに保たれ、
体感温度も20度
前回のブログで紹介したとおり、
暖房費は、1ヶ月で6000円ほどです。(6人家族)
「寒がりで末端冷え性」のパパンがパンは、
足元はやはり「床下エアコン」の20℃という温度では
体温より低いため、熱が奪われてしまい
足の末端が冷えます。ですので、風呂上がりは
長袖のスウェット上下+カーディガン+スリッパで家の中を過ごしています。


が、子供や嫁は裸足長袖1枚という薄着で過ごせています。


比較すると、旧家では風呂上がりには湯冷めしないように、
家の中でダウンベストやモコモコスリッパ、さらに、
フリースのパジャマ+フリースのロングベスト・・・
寝る前にホットカーペットや電気毛布、・・


それに比べて、なんて快適な家でしょう(^^♪



ちなみに、吹き抜けのFIX窓の温度も測って見ると・・

19.5℃。
こちらは、APW430の断熱タイプトリプルガラスなので、
ペアガラス+ハニカムスクリーンよりも表面温度は高いです。
横並びにあるので、実測すると面白い結果が分かりました。


話は変わりますが、昨年末に補助金のための
「健康調査」キットが送られてきまして、
昨年に続き、健康調査を2週間行いますが、


前回書いたように、パパンがパンは、タイミング悪く
「インフルエンザ」にかかっています・・・
こんな状態で(高熱)記録して良いのやら迷いますが、
この調査は機材の順番待ちが出るほど急がされているため、
このまま(高熱)記録しています。


調査は、指定された場所4箇所に「温湿度計」を設置。

  

「運動量計」を着けて生活し、
「血圧・体温」を朝起きてからと、寝る前に記録、
「外出時間と帰宅時間」、「飲酒の有無」、「睡眠・起床の時間」 etc.
.
これらを14日間記録して、
家の中での服装や生活全般の様子のアンケートに答え、
送り返すというものです。
これで数ヵ月後には「サステナブル住宅補助金」が入るはずです。

あと、5日程の記録を頑張って付けていこうと思います。


今日はここまで。

約一ヶ月間の床下エアコンの電気代と暖房費

こんにちは、パパンがパンです。
1/9(火)、曇り時々晴れ。


ご無沙汰なブログ更新です。
昨年度末は色々と忙しくしており、また、
年末から年が明けた今日まで、
パパンがパンはインフルエンザにかかってダウンしておりました。
家族の誰も罹っていないのを見ると、
パパンがパンが他所から勝手に持ち込んだようです。


さて、この間にも「床下エアコン」のデータは
少しずつ蓄積されておりまして、
また、効率的な温熱環境作りも発見しました。


パパンがパンのスマホのアプリ「スマートHEMS」
で、手軽にデータを見ることができます。

これにより、実際に主な回路でいくらの電気料金が発生したのかもわかります。
例えば、12/26の例で見ると、

全部の使用量は、32.2kWhでした。そして、
電気料金は、754円でした。
その内訳もわかります、
床下エアコンで、192円、
エコキュートで71円、
玄関、和室、トイレを合わせて58円、


さらに細かくも見れます。
細かくは下の写真をご覧下さい。


 

このようにして、
「1日でどこにどれだけの電気料金がかかっている」
のかがわかるようになっているので、
これが「電気の見える化」つまりは
HEMSの活用になり、節電意識も高まります。
今まで全くと言っていいほど気にしなかった
家電機材の電気料金も把握できます。


例えば、全く知らなかった
①「24時間換気システム」の電気代、43円/日。


旧家には無かった
②「食洗機」の電気代、8円/回。


6人家族だと結構な使用量の
③「エコキュート」の電気代、71円/日。


想像していた以上に安かった
④「洗濯代」(乾燥機はありません)、1円/回。
などです。


こんなアプリの、各回路の電気料金がわかる機能を利用して、
パパンがパンの家の「床下エアコン」だけの電気料金の、
ここ34日間の集計をしてみました。


集計の期間は、12/5~1/7の34日間で、
合計金額は・・・・・・・・・・・・・


5243円でした、


暖房機能の補助として
寒かった日は、2階の吹き抜けにある「エアコン」

3時間程のタイマー運転・稼働させ、「床下エアコン」の負担を
減らすことで、より効率的な温熱環境になることが
HEMSを通じても分かりました。
2階エアコンの稼働は34日間中、半分の17日で、
電気料金は318円でした。


したがってこの期間の暖房費は、5561円でした。
旧家のように灯油や、コタツ、電気ヒーター、ホットカーペット


を一切使わずにこの暖房費はすごいと自分でも驚きました。
(寒さに我慢することない初めての冬)


一般家庭の冬の光熱費はこんなもんでは済まないような気がします。


また次回は、今の家の温度測定を載せてみようと思います。


今日はここまで。







冬至の前日、太陽からの恩恵

こんにちは、パパンがパンです。
12/21(木)、晴れ。
昨日、今日と朝から天気が良くて、
放射冷却のために冷え込みました。
外に出している車のフロントガラスが
霜で凍りつくようになってきました。


明日は冬至です。
1年で「一番夜が長く、昼が短い一日」
違う表現ですと、
「太陽の日射角が1年で一番低くなる一日」です。


地球は、地軸が傾いているために、(23.4°)
場所によっては四季があるのもこのためです。


昔、学校の授業で習いましたね(^^♪

 


これによって、地球から見える太陽の高度(日射角度)も
季節によって変わります。

 



南中高度(正午時点の太陽の角度)の求め方で、
こんな式もありました。


夏至の太陽南中高度 = 90度 − 計測点の緯度 + 23.4(地軸度)


冬至の太陽南中高度 = 90度 − 計測点の緯度 − 23.4(地軸度)


パパンがパンの住む岸和田市は、北緯34.4°です。
これを上の式に当てはめると、
夏至の太陽南中高度 = 90− 34.4+ 23.4= 79°
冬至の太陽南中高度 = 90 − 34.4− 23.4= 32.2°
となります。


そんな訳で「冬至」には低い高度からの


太陽の日射取得ができます。

実際のパパンがパンの家での
正午時点の太陽の位置はこんな感じです。

南側はこのようにサンサンと太陽の恩恵を受けています。
外側。「パッシブ設計」の真価が現れています。
ちょうど2階バルコニー下の影が、
1階のサッシの上部の端で切れているのがわかります、
サッシがフルに活かされて日射取得してくれています。

家の中では、奥まで日射があります。

キッチンでも、

ニ階からみた様子。

吹き抜けの窓からも暖かく明るい日射取得が出来ています。
この時期、晴れていれば、太陽からの熱エネルギーは
ストーブに相当していて、断熱をしっかりした家では、
1階の日射取得タイプの窓から取り込んだ熱は
「吹き抜け」を通し家の中で上の階に上昇するので
シーリングファンで攪拌して、また、
2階の断熱タイプの窓
熱をなるべく逃さないようにされているようです。


バルコニーに出るとここも「パッシブ設計」の効果。

この影からも「日射角度」がわかります。

この角度が日射角になるので、
わかりやすい物差しがあると気がつきました。


こんな感じで、初めての冬至を迎えることになる
パパンがパンの家です。


ちなみに、この1週間の電気の使用状況は、
金曜日、土曜日。

 

この金・土は子供達が皆、旧家に泊まりに行ったので
電気の使用量は少なかったです。
金曜に至っては、天気もよく、発電も頑張ってくれたので
収支は1円支出だけでした。


日曜日・月曜日、


   

月曜日は過去最高の電力使用39.9kWh更新。
あいにくの天気で、寒かったです。
床下エアコンに使われた電気代も家の中で1番でした。

エアコンだけで233円、エコキュートも108円でした。


火曜日・水曜日、

  



水曜日の朝6時半時点の外気温は1.3℃までさがりました。
その時家の中で一番温度の低い北側の寝室は18.7℃でした。


 

「床下エアコン」の稼働も多くなるこれからの厳寒期
どれくらいの使用量で、
「床下エアコン」の電気代が
どれくらいかかるか記録しようと思います。



そして、番外編。
今日の家族の夕食は、パパンがパンの特製
「照り焼きチキンステーキ 自家製タルタルソース」
皿がバラバラですが・・・


今日はここまで。