床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

床下エアコンの家を建てる。パパンがパンの家作り日記

既存の農地を、様々なややこしい手続きや申請をクリアーして苦労の末に宅地にして、夢の高性能マイホームを建てはじめたブログです。

目指す家づくり【高気密・高断熱・長持ち.】
基礎断熱で床下エアコン採用・サステナブル建築等先導事業(省CO2先導型)の補助金対象200万円・HEAT20のG2グレード・高気密・高断熱(BELS☆5つ)・CASBEE評価Sランク・ZEH認定(ゼロ・エネルギー・ハウス)・パッシブデザイン・窓APW330・一種換気システムマーベックス澄家DC-S・太陽光システムPanasonic HIT・外壁&屋根ガルバリウム(ニチハ)

気密測定について。

こんにちは、パパンがパンです。
10/9(月)体育の日で世間は祝日。快晴
10/8・10/9と、大工さんの休みが続き工事の進展は今のところ無しです。


10/7(土)は大工さん方は来ていましたが、
パパンがパンは岸和田「だんじり祭り」のため
現場の様子は見られていません。


その前日に「住宅みちしるべ」の太田さんが現場の写真を撮りに来られて、
「来週金曜日の午前中に気密測定をする予定です。」
と言っていました


いよいよです(*^◯^*)   楽しみですね~O(≧▽≦)O


気密測定とは、その家の気密性能(隙間の小ささを表す性能を測定することです
気密性能は「c値」という値で表されます。(小さいほうが性能が良い)


『C値』=単位相当隙間面積
(㎠/㎡:床面積1㎡あたりどれくらいの隙間があるか)
この数値は強制的な基準があるわけではないので
工務店やハウスメーカーの自主的な目標や宣言のようなものはよく目にしますが、
これは、それぞれの家によっても違ってきます。
現場の施工精度によってかなり左右されるものです。



単位相当隙間面積(C)[cm²/m²] = 総相当隙間面積(αA)[cm²] ÷ 実質延べ床面積[m²]





住宅性能はほとんどの場合、計算値によって求められますが、気密性能は専用の気密性能測定機によって測定されます。
こんな機械を使います

 




気密性能は、住宅の構造や開口部などの施工によって生じる隙間を少なくするために測定されるもので、壁面や天井(屋根断熱の場合は屋根)・床が施工された状態で給気口などが開けられている場合は、その部分を塞いで測定するようです。


主に住宅内の空気を減圧して(減圧法の場合)測定します。


漏気がある場合は、そこから空気が流れ込みますので、その箇所を特定して漏気している部分を塞いで住宅の気密性能を高めていきます


ですので、家が完成してしまってから気密測定をしてもあまり意味がありません。


もし、漏気している場所が石膏ボードを張った壁や天井の中の断熱材周りや、コンセントスイッチBOXだったりした場合、もう1度、壁を剥がして気密施工をし直さなければならないからです。


つまり、気密測定は、
①給気口以外の壁や天井、床などから漏気していないことを確かめ
②漏気が見つかればそこを処理する。
ために実施されます。



ところで、「高気密」とか「c値」なんて言葉は、
パパンがパンも家の勉強を始めてから初めて聞きました。
あまり気にも止めなかっただけかもしれませんが・・・
太田さんのアドバイスで「これは良い!」と思いました。そして、


「高気密」の何が良いのか!
以下、「住宅みちしるべ」のHPからの抜粋。


◇ 家の寿命を縮めない!


家の隙間が小さいということは、
家の中の空気が外に逃げていきにくいということです。
冬の家の中の空気は、加湿器を運転したり調理したり入浴することで、
外の空気より多くの湿気を含んでいます。
その水蒸気が隙間から家の壁の中に入ってしまうと、
そこで結露する危険性が出てしまいます。
これは、壁内結露と呼ばれる現象です。
この壁内結露(内部結露)は柱や土台を濡らしてしまい、
結果、腐れやカビ、シロアリの発生に繋がります。
腐れやカビ、シロアリが発生すると、家の寿命は極端に
短くなってしまいます。


◇ 快適になる

近年では、住宅に断熱材を入れることが当たり前となってきています。


断熱性を上げることによって、外に逃げていく熱を防ぐことができますので、
断熱性が低い家と比べると、同じ暖房費を使って家の中を暖めても室温が
高くなります。
しかし、いかに断熱性だけが優れていても家に隙間風が入る状態では、
なかなか暖かいと感じられなくなってしまいます。
また、隙間風はとても冷たいので、床付近を這うように流れます。
そのため、断熱性が優れただけの家では、床付近と顔付近の温度差が
大きくなってしまうのです。


パパンがパンの現在の家の母屋(60年以上昔の木造日本家屋)では、
断熱材無し、隙間風入りまくりで、コタツや暖房を入れないと冬は室内でも10度以下です。


ちなみに、気密性能を上げることで床付近の温度は
断熱性能を1ランク上げるくらいの効果があります。


◇ 安全な家にすることができる


家の気密性を上げる大きなメリットとして
『その家に住むご家族が安全に過ごせる』
ことが挙げられます。


現在新築される住宅は、シックハウス症候群にならないために、
常に作動させておかなければならない換気システムの設置が
義務付けられています。
この法律では、
「2時間に1度家の中の空気がすべて入れ替えられる能力が必要」
とされています。


隙間の大きい家で、家の空気を外に出すところだけ
換気ファンが付いているような家の場合(第3種換気)、
各部屋に取り付けられた空気を取り入れる換気口からは
ほとんど空気が入って来ていません。
その理由は簡単です。
窓を開けてトイレについた換気扇をまわしても家の中の空気が
入れ替わらないのと同じように、
隙間が大きいと、換気扇がまわっているその周辺しか
綺麗な空気が入ってこないのです。


つまり、気密性が低いと、家全体の空気の入れ替えができないために、
ホルムアルデヒドなどの体に悪い化学物質が適切に排除できなくなって
しまうのです。


気密性が高い = 換気が計画通りに行える


しっかり計画換気がされていればとても良い環境になると思いましたので、
パパンがパンは「高気密」オシです!!


今日はここまで。




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